犬を飼いたいというあなたへ『ボランティア』という飼い方を知っていますか?


こんにちは。愛犬家プロジェクト取材班の川上尚子です。

・犬を以前飼っていて、大好きだが、愛犬を亡くすことを考えると不安
・子犬から飼い始め、10数年後の最期まで世話をできるのか、自分の年齢から考えると不安
そんな不安から、犬を飼うのをためらっている方、いらっしゃいませんか?

ボランティアという形で、社会に貢献しながら、犬との楽しい生活を送れる方法があることを、九州盲導犬協会の中村博文さんに取材してきました。

盲導犬ボランティアは、全部で4つあります。今回の記事では、2つを取り上げます。



犬を飼いたいというあなたへ『ボランティア』という飼い方を知っていますか?



パピーウォーカー

2ヶ月から1歳までのワンちゃんを預かります。子犬の成長期にあたり、人間で言うと大学に入学するくらいまでの時期です。「人を信じること」「人との生活が楽しい」と学んでもらう時期なので、盲導犬にとって、とても大切な時期。人の生活の色々なシーンを経験させることも大事です。エレベーター・エスカレーター・車に乗る練習をしたり、朝昼晩のご飯の時間、排泄の時間・場所を覚えたりという一定のしつけも必要です。月一回、訓練所での訓練があるので、しつけの仕方は教えてもらえるそうです。1歳になったら協会に返すので、お別れの寂しさはあります。しかし、ほぼ、死んでしまうことはないので、「飼っていた犬が死んでしまって、もう亡くなるのには立ち会いたくない。でも犬を飼いたい」という人が飼う例もあるそうです。他にも、子どもが「ボランティアしたい」と言って始める若い家族、定年退職後に「何か役立ちたい」という理由で始める人も居るそうです。



繁殖ボランティア

盲導犬になる子犬の、父犬や母犬を飼育するボランティアです。繁殖の時期が来たら、盲導犬協会の方がワンちゃんたちを預かり、掛け合わせをします。母親犬のボランティアのお家には、子犬が生まれて2,3日後に子犬と母親が帰ってくるそうです。盲導犬協会の繁殖担当の方が指示をしてくれたり、電話で連絡を取ったりとサポートをするので、犬を飼ったことがない人もボランティアになれるようです。ただ、生まれる直前・直後の2ヶ月ほどは、寝る時間もないほどつきっきりになるそうで、退職後の方、主婦の方など、つきっきりで子犬のお世話を出来る人がボランティアになりやすいのだとか。子犬を育てる、大変なボランティアですが、子犬の命名権も繁殖ボランティアさんが持っているので名付け親になれるなど、楽しみ・やり甲斐も感じられそうです。



今回はここまで。次の記事では、残り2つのボランティアを紹介します。



川上尚子/愛犬家プロジェクト



取材協力

九州盲導犬協会


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