犬の熱中症 対策編


こんにちは。愛犬家プロジェクト取材班の川上です。

前回に引き続き、ワンちゃんの熱中症がテーマです。
今回は、対策についてレポートします。土生亜紀子さん(家庭犬しつけ方教室スリーピーズハウス)に聴きました。



犬の熱中症 対策編



散歩の注意点

ワンちゃんにとって大事な散歩についても、夏は気をつけることが多いです。土生さんに聴いたポイントは「温度・湿度・日のあたりの」3つ。昼は日差しが強く、気温が高いので避ける人が多いかと思います。しかし、「夜だからいいとは限らない」と土生さんは言います。気温が下がっていたとしても、昼の間にアスファルトが熱されて高温になっているので、裸足で歩く犬にとっては火傷の危険があります。更に、4本足で立つワンちゃんは、2本足の人に比べて地面に近く、アスファルトから上がってくる熱を胴体で直に受けます。日が出ていないからといって、犬が受ける温度が低いわけではないのですね。だから散歩は朝がオススメです。
また、湿度も重要です。湿度が低い時には水分が揮発するときに熱も逃げますが、湿度が高い時には揮発しないので、熱がとどまりやすく、熱中症の危険は高まります。



暑さ対策

現代社会では、多様性があって「これが犬の飼い方」というスタンダードは無くなってきていると土生さんは言います。
ずっと外飼いされていて、縁の下があるお家のワンちゃんなら、ずっと外に飼っていても大丈夫かもしれません。室内で飼っていても、いつも窓を開けていて冷房を使わない飼い主さんの家で暮らしているワンちゃんは耐性ができているから暑さに耐えられます。しかし、普段から冷房に慣れている室内犬は暑さ耐性がないので、飼い主さんが居るときに冷房をつけているなら、家を出る時にも冷房をずっとつけておかなければ、寒暖差が激しく犬には耐えられません。
犬の居場所についても、夏と冬で同じ場所で飼うことはできないそうです。夏に必要な条件は、日が絶対当たらない完全なる日陰かつ、風が抜ける場所があること。冬は、日当たりが良く、雨風がしのげる場所があることです。外飼いでも室内でも、同じように、季節によって場所を変えてあげる必要があります。



夜の散歩で倒れた。ワンちゃんを閉めきった家に置いていて・・・そういう犬を何匹も見てきたという土生さん。人が「いつもどおり」と思っていても犬にとっては、「いつもどおり」ではないのです。それぞれの家庭、ワンちゃんに合わせた暑さ対策をして、安全・快適に過ごせるようにしたいですね。



川上尚子/愛犬家プロジェクト



取材協力

ドッグマンス


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