ワンちゃんの社会化!?


愛犬家プロジェクト取材班の川上尚子です。

突然ですが、日本全国には何頭の犬がいるか知っていますか?全国の推計飼育頭数は、10,872,000頭だそうです!(出典:一般社団法人 ペットフード協会『平成25年度 全国犬・猫飼育実態調査 ・猫飼育実態調査 結果』)総務省によると、同年の日本人人口が1億1719万8千人なので人の約11分の1の数いるということです。

この現状に問題意識をもっている一人が、ペットサロン、ノースショアドッグを経営する、吉井誉幸さんです。その理由とは、「捨てられる犬が何万頭といるのだから、もう増やさなくてもいいのではないか」という素朴な疑問です。



ワンちゃんの社会化!?



犬は、もう売らなくていい?

「この世に犬は沢山いて、捨てられる犬も沢山いるから、売る必要はないのではないかとも思っています」という吉井さん。
「ペットショップの中には、生まれて一ヶ月もしないような子犬たちをショーケースに入れて売っている店もあります。つまり、親、兄弟と噛み合って遊んだりして良いこと・悪いことを学ぶ、いわゆる「社会化」ができていない状態で売りに出されるということです。



社会化できていないとどうなるの?

社会化できていない犬は、飼い主を噛むなどの問題行動が多かったり、しつけが上手くいかない場合があると言われています。
「人で言うと、2,3歳の時にオリに入れられて、小学校に上がるぐらいの年齢に新しい家に入れられるというイメージです。」と吉井さんは解説してくれます。何も教育を受けていないので、問題行動を起してしまうのは当然のことに思えますね。
しかし現実には、「問題行動が多くて飼いにくいから」と言って犬を捨ててしまうケースもあります。



吉井さんは、犬を買うこと全部に反対というわけではないと言います。きちんと社会化した犬を買うのは悪いことではないからです。

今、犬を買おうとしている方は、社会化や、社会化していないことのリスクについても考えてみてください。そうすれば、ただ「かわいいから」という理由で衝動買いしてしまうこともなく、その後の愛犬家ライフも、より幸せになるのではないでしょうか。



川上尚子/愛犬家プロジェクト



取材協力

ノースショアドッグ


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